2009年11月folkcraft 民芸品、凧、こけし、はりkアーカイブ

麒麟獅子(きりんじし)は、鳥取県、兵庫県に伝わる民俗芸能の一つです。
いわゆる、お祭りのときの獅子舞なんですが、獅子以外にも麒麟もモチーフになっていて、獅子と麒麟の融合したような顔をしている獅子頭が特徴的です。

面長な、獅子頭で、色は金色で一本角があり、耳が逆立っている野が特徴的です。
この麒麟獅子を玩具にした物がこちら。

画像:麒麟獅子の写真
画像:麒麟獅子の写真

1650年ごろに鳥取藩主、池田光仲が鳥取東照宮(現・樗谿神社)を建立した折に、権現祭の神幸行列で行なわれたのが始まりされています。
後に、隣国・但馬国(兵庫県北部)にも伝えられました。

因幡地方では百数十ヶ所、但馬地方には十数ヶ所の麒麟獅子の舞が受け継がれています。

麒麟獅子の写真2

画像:麒麟獅子の正面写真

それにしてもなんとも面白い顔ですよね。味があるというか。本来の舞の際に使われる獅子頭は金色をしていますが、玩具の方では赤色になっています。



達磨車(だるまくるま)という玩具を紹介。
床で転がすと左右の車輪がまわり、緑、赤、白の達磨が上下にいどうしながらも常に前をむいている作りになっている。緑達磨、白達磨、赤達磨の表情がそれぞれことなっており面白いつくりになっています。

画像:達磨車の写真
画像:達磨車の写真

画像:達磨車の写真

岩手県の早池峰神楽(はやちねかぐら)は国の重要無形民俗文化財に指定されたほどの古くから伝わる伝統的な神楽です。
この神楽の最後に出てくるのが獅子の姿をした権現様が踊る権現舞。
災いを遠ざけ、人々の平和安泰を祈願する舞です。
権現様と は、神が獅子の仮の姿になって現れたことをいっており、神の化身です。

この権現様のレプリカを木彫りにした物がこちら。

画像:早池峰神楽|権現様の写真
画像:早池峰神楽|権現様の写真

早池峰神社には、1595年に奉納と記された権現様の獅子頭が現存しているため、その当時から早池峰神楽が存在し古い伝統を受け継いできている事がわかります。

独楽(こま、コマ)は世界各地でみられる玩具です。英語では top、spinning topと呼ばれています。
ちなみに「独楽」という漢字表記は中国語です。

日本では古くは古末都玖利(コマツクリ)と呼ばれていたようですね。7世紀ごろのものと思われる独楽が出土している例もあり相当古くから日本でも独楽であそんでいたようです。

さらに古代エジプトでもコマで遊んでいるという記述もあり、コマの発症の由来は、どこか一つの国から出てきたという事ではなく世界のいくつかで発生したという事の用で、起源は一つではなさそうです。

独楽(こま、コマ)にはいろいろな種類がありますので、ここで面白い形の物をご紹介しましょう。

【唸り独楽】
回る事によって独特の音を出す独楽です。

唸り独楽写真2
画像:唸り独楽

【賭け事に使う独楽】
数字の台座があり、独楽がまわり終わったときに倒れたところの数字を指し示す仕組みになっています。賭け事に最適ですね!

独楽の画像 掛けごま
画像:賭け事に使う独楽

【達磨の上で回る独楽】
なぜ達磨なのかはわからないですが達磨の上で独楽が回る仕組みになっている面白い形をした独楽です。達磨のあたまに数字がかいてあるのでこちらも賭け事に使えそうですね。

達磨の上でまわる独楽の写真
画像:達磨の上でまわる独楽の写真

【野菜の形をした独楽】
なすや、リンゴ、イチゴなどの形をした独楽です

野菜の形をした独楽の写真
画像:野菜の形をした独楽
とても小さい物で7cm四方のいれものにそれぞれはいっています

野菜の独楽の画像2
画像:野菜の独楽の入れ物写真

米沢の相良人形(さがらにんぎょう)は山形県の土人形の事です。
江戸時代に米沢藩主であった上杉鷹山が領内の産業奨励に際して、藩士の相良清左衛門に命じて土人形を作らせたのが相良人形です。(一刀彫のお鷹ぽっぽなども上杉鷹山の奨励といわれていますね
そのため、創始者の相良清左衛門のお家で作成されたという事で、相良人形という名前となりました。
つくりは京都の伏見人形の技法に影響を受けていると云われています。

相良人形(さがらにんぎょう)羽子板写真
画像:相良人形の「羽子板(はごいた)」写真

彩色には米沢の名産であった紅花つかっており、他の土人形とちがい、着色の色が、べったりと均一な色で塗られる訳ではなく、水絵の具で塗ったような色のムラのような状態が味を出すようにできています。

相良人形(さがらにんぎょう)画像
画像:獅子持ち童子の写真。獅子頭をもち獅子舞を舞う子供の姿を描写されています
「羽子板」のところにでてくる子供と髪型は一緒です。

唸り独楽(うなりこま、うなりごま)は独楽(こま)の一種です。

まわすと唸るような音が出る独特の独楽の事です。
独楽の胴の分がを空洞になっており、そこにところどころに穴をあけることにより独楽がまわった時に音が出る仕組みになっています。
音は穴の開け方などにより様々で「ビューン、ビューン」「ボォー」など言葉表現するのは難しいような独特の音をだします。
いろいろな地方でいろいろなものが作られていますが、だいたい形は下の唸りごまの写真のような胴体の部分が大きい普通の独楽とはちょっと違った形になります。

唸り独楽の写真、うなりごま画像
画像:唸り独楽(うなりごま)写真
こちらは唸りごまの形状が「達磨」に似ている事から達磨の画像がかかれているようですね。真ん中には寿の文字がはいり、縁起物のようです。

唸り独楽写真2
画像:唸り独楽写真2
胴体の部分が大きいのはおなじですが、こちらははっきり解る、丸い穴があいてますね。この部分が音のでるポイントです。

唸り独楽の写真3
画像:唸り独楽の写真3
 獅子頭(ししがしら)とは、獅子の頭や顔を模した形でつくった木彫りの仮面のことです。
日本全国でいろいろな形の物がありますが、日本のお祭りでよくある獅子が舞をまうというシーンで利用されます。この獅子が舞を舞うのを獅子舞(ししまい)といいます。

獅子頭の写真、獅子頭画像
獅子頭の写真

いろいろな種類のものがありますが、日本の関東近辺で利用されるのは、上の写真の獅子頭のような赤い色をしたもが一般的です。

写真の獅子頭の画像は、お祭りで利用される獅子頭を模して張子の玩具としてつくられたもので、玩具としても多く作られています

獅子頭の写真2
中には色が黒い獅子頭も

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