2009年6月folkcraft 民芸品、凧、こけし、はりkアーカイブ

こけし(小芥子)は、江戸時代末期頃から、主に東北地方の温泉地になどで、湯治客などを対象に土産物として売られるようになった木製人形のこと。玩具のお土産として発祥したもので、子供の成長と共に、こけしに墨や、染料で目、鼻、口、模様を描いていくものだったようだ。子供はこれを背負ったり、抱いたりしてかわいがるものだったようである。
幼児が握り易いよう首が細くできている、また、胴体も子供の手で握れるような直径である場合がおおい。
今は大人の鑑賞用に発展しており、収集家も多い。今日玩具の収集などをする人も多いが、こけしは大正時代のころから趣味人が好んでこけしを蒐集するような人がいた。都会などでも(東京、名古屋、大阪)にこけしを集める蒐集家の集まりが出来ていたようである。

こけしの写真
画像:こけしの写真

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こけしの名称
こけしの名称は、各地によって異なる。木偶(でく,きでこ、でころこ、でくのぼう)、這子(ほうこ)、(きぼこ、こげほうこ)、芥子(けし)(こげす、けしにんぎょう)などがある。

主なこけしの系統
こけしは産地により形などがことなり系統が存在する。
土湯系(土湯温泉、飯坂温泉、岳温泉・福島)
弥治郎系(白石市弥治郎・宮城)
遠刈田系(遠刈田温泉・宮城)
鳴子系(鳴子温泉・宮城)
作並系(仙台市、作並温泉、山形市、米沢市、寒河江市、天童市・宮城・山形)山形作並系ともいう。
蔵王高湯系(蔵王温泉・山形)
肘折系(肘折温泉・山形)
木地山系(木地山・秋田)
南部系(盛岡、花巻温泉・岩手)
津軽系(温湯温泉、大鰐温泉・青森)温湯系ともいう。

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マトリョーシカ人形(Матрёшкаマトリョーシュカ、Matryoshka doll)は、ロシアの代表的な民芸品の人形のこと。マトリョーシカという名前はロシア女性の名前、マトリョーナ(Matryona)の愛称からきています。
胴体の部分で上下に分割でき、一番外側のおおきな女の人の人形のなかに次々と小さな女の子の人形がはいっている。これがつぎつぎと繰り返され、入れ子構造になっていいます。

マトリョーシカはどことなくアジア人女の子のような絵柄でもあり、マトリョーシカの起源には、原型は日本の箱根の入れ子人形だ という説もあもありますから、東洋的な顔になったのかもしれませんね。

マトリョーシカ画像

マトリョーシカ

1900年のパリ万国博覧会で銅メダルをとったことで、マトリョーシカロシアの民芸品として世界的に有名になり、ロシア各地で様々なマトリョーシカが作られるようになったようです。

ちなみにマトリョーシカの ルーツは、19世紀末ごろに日本の箱根にあった教会の避暑館にやってきたロシアの修道士が、土産に持ち帰った箱根細工の入れ子人形(こけし・だるま・七福 神)が、マトリョーシカのもとになったとか、1890年代半ば、ロシアのマーモントフ夫人と画家マリューチンと、ろくろ師 ズビョズドチキンによって、モスクワの工房で制作された、とか言う説があるようですが、いづれもそれほど古い話ではないようです。

マトリョーシカ人形は女性が描かれているのが本来のものですが、現在では大統領など有名人が描かれたもの、動物や絵柄など人間以外のものが描かれたものなど各種あるみたいですね

マトリョーシカ画像

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