2009年5月folkcraft 民芸品、凧、こけし、はりkアーカイブ

「一刀彫り」(いっとうぼり)は、日本の木彫の技法の一つで、一本の刃物で彫った彫刻、彫り物のこと、またはその技術のことを指しています。
荒彫の状態で、細部にこだわらずに、おおざっぱに形をまとめたような状態で完成となるため、一刀で刻んだかのように見えるものなども一刀彫といっている。
山形県の「笹野一刀彫り」「お鷹ぽっぽ」飛騨高山の「 一位一刀彫」などが有名です。どちらも現在にも受け継がれ、その土地の特産物、お土産などになっております。
笹野一刀彫(ささのいっとうぼり)とは、山形県米沢市、笹野部落の農民によって千数百年の間受け継がれ完成されてきた有名な信仰玩具です。
特に、米沢九代藩主の上杉鷹山公(うえすぎようざん)が、一刀彫のに目をとめ、豪雪の閉ざされ、みうごきとれなくなる冬の副業として奨励され、この地方の農家の冬の収入源となりました。
現在は米沢市笹野地区の特産物として、米沢の代表的な民芸品となっています。
そのなかで特に有名なものが「お鷹ぽっぽ(おたかぽっぽ)」
「お鷹」というのは鷹の事だとわかるとおもいますが、「ぽっぽ」とは? 「ぽっぽ」玩具の意味を言います。
上杉鷹山は鷹の強さ、さらに自らの名の一字がはいった鷹を最もきにいり、魔除けとしても飾ることを奨励したといわれています。
とくに1本の木からつくられている、鷹の体の形はあまり切断面がないのに納得させられるほど鷹の形であり、伝統的に積み上げられ研鑽された形をみることができる。また左右羽と後ろの羽の形などは特に芸術的にできている。

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お鷹ぽっぽ

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お鷹ぽっぽ後ろ羽
「三春の張子」(みはるのはりこ)
日本の郷土玩具として人気を集めてる三春の張子。天狗、恵比須、大黒、お多福、ダルマ、舞人形・・木型に和紙を貼り重ねていくという伝統的な手法 を使い、風俗もの、数多くの種類が作られました。
三春の張子は一瞬の動きを捉えた形の姿、生き生きとした目の表情など、独特な個性を持っています。
三春は、伊達政宗正室の愛姫の生家、三春城主田村家が治めていた土地。田村家の四天王の一人で、橋本刑部という武将の一族が帰農し、土を原料に作られる仙台の堤人形の技法をまね、和紙で張子の面や人形の製作を始めたのが起源といわれている。

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写真の画像は「三春人形 張り子の虎」正面

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写真:「三春人形 張り子の虎」後画像
ざるかぶり犬(笠かぶり犬)江戸(浅草)の玩具として知られた、張り子の犬。犬がざるをかぶったいぬ。
犬は正直で魔を除き、主恩を忘れず、お産が軽くて成育が良いといわれ、平安時代から子供の守りとして、誕生祝いや幼児の成長を祈る縁起物。

このざるかぶり犬の鼻に「こより」を通し、寝ている幼児の部屋に吊るしておく。そうすると子供の鼻がつまらなくなるという。
一説には子供のむずがらないまじないで、「竹=ざる」に「犬」で「笑」になるともいう。
また、犬のお産は安産ということから、ざるかぶり犬は「安産」のお守りとしても知られている。

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